シェルコマンド

shellcommand
shellcommand
shell

ad2

1. ファイルの作成

touch ファイル名.sh

touchコマンドで新しいファイルを作成します。

2. ファイルの内容を編集

nano ファイル名.sh

nanoやvimなどのエディタでファイルを開き、内容を編集します。

3. 実行権限の付与

chmod +x ファイル名.sh

chmodコマンドで実行権限を付与し、シェルスクリプトを実行可能にします。

4. ファイルの実行

./ファイル名.sh

./を付けてファイルを実行します。

5. コマンド例

echo "Hello, World!"

echo文字列や変数の内容を出力します。

echo "Your name?"
read name
echo "Hello, $name!"

readユーザー入力を受け取ります。

if [ 条件 ]; then
# コマンド
else
# コマンド
fi

if-else条件分岐を行います。

for i in {1..5}; do
echo "Number $i"
done

forループ処理を行います。

6.演算子

数値の比較演算子

  • -eq ：等しい (equal)
  • -ne ：等しくない (not equal)
  • -gt ：より大きい (greater than)
  • -ge ：以上 (greater than or equal to)
  • -lt ：より小さい (less than)
  • -le ：以下 (less than or equal to)

例：

a=10b=20

if [ "$a" -lt "$b" ]; then
    echo "$a は $b より小さいです"
fi

文字列の比較演算子

  • = ：等しい (equal)
  • != ：等しくない (not equal)
  • -z ：文字列が空かどうか (zero length)
  • -n ：文字列が空でないかどうか (non-zero length)

例：

str="hello"

if [ "$str" = "hello" ]; then
echo "文字列は 'hello' です"
fi

論理演算子

  • && ：AND条件
  • || ：OR条件

例：

a=10b=20 if [ "$a" -lt "$b" ] && [ "$b" -gt 15 ]; then echo "両方の条件が真です" fi

ファイル比較演算子

ファイルの存在や種類、パーミッションを判定する際に使用する演算子です。

  • -e ファイル名 ：ファイルが存在する
  • -f ファイル名 ：ファイルが存在し、通常のファイルである
  • -d ディレクトリ名 ：ディレクトリが存在する
  • -r ファイル名 ：ファイルが読み取り可能である
  • -w ファイル名 ：ファイルが書き込み可能である
  • -x ファイル名 ：ファイルが実行可能である

例：

if [ -f "test.txt" ]; then
echo "test.txtは存在します"
fi

数値の比較演算子

  • -eq 等しい [ “$a” -eq “$b” ]
  • -ne 等しくない [ “$a” -ne “$b” ]
  • -gt より大きい [ “$a” -gt “$b” ]
  • -ge 以上 [ “$a” -ge “$b” ]
  • -lt より小さい [ “$a” -lt “$b” ]
  • -le 以下 [ “$a” -le “$b” ]

文字列の比較演算子

  • = 等しい [ “$str” = “hello” ]
  • != 等しくない [ “$str” != “hello” ]
  • -z 文字列が空である [ -z “$str” ]
  • -n 文字列が空でない [ -n “$str” ]

論理演算子

  • && AND条件 [ “$a” -lt “$b” ] && [ “$b” -gt 15 ]

ファイル比較演算子

  • -e ファイルが存在する [ -e “file.txt” ]
  • -f 通常のファイルである [ -f “file.txt” ]
  • -d ディレクトリが存在する [ -d “directory” ]
  • -r ファイルが読み取り可能である [ -r “file.txt” ]
  • -w ファイルが書き込み可能である [ -w “file.txt” ]
  • -x ファイルが実行可能である [ -x “file.txt” ]