【C#】csharp入門初学者 繰り返し処理For文で九九表出力
For文
For文とは、繰り返し処理を行う処理になります。1~10までの数値をテキストボックスに表示するコードは下記のコードになります。
//1~10の数値を出力するfor文 for (int i = 1; i <= 10; i++){ textBox1.AppendText(i.ToString()); } //結果(テキストボックス1の出力) 12345678910
for文の文法(書き方)は、
for(初期値; 繰り返し条件式;変化式) {
繰り返し処理内容;
}
です。見るより自分で書いてどういった処理をしているのかを理解して慣れることが大切ですよ。
画面設計
今回のサンプル画面設計は、実行ボタン1つと、リッチテキストボックス1つを配置した簡単な画面になります。
結果画面出力
実行結果から紹介すると、下記の画像のような九九表が出力されます。
表が見やすいように、桁数を揃えて表示させているところがポイントです。
実務でシステム開発する場合は、使用者が見やすい画面を設計することを心掛けて、使用者目線で作成してくことが重要です。
ソースコード
早速、ソースコードを見てみましょう!
using System; using System.Windows.Forms; namespace EL_sample001 { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } /// <summary> /// 実行ボタン押下処理 /// </summary> /// <param name="sender"></param> /// <param name="e"></param> private void Button1_Click(object sender, EventArgs e) { int val; //int型変数を定義する. 掛け算の解を入れる変数の箱を用意する. 変数名は、わかりやすい名前を設定すること. //for文でループ処理, 行の処理を10列分行う. for (int i = 1; i <= 10; i++) // i ⇒ 九九表の行数と解釈する { //行の先頭に何段目かの文字列を記入する richTextBox1.AppendText(string.Format("{0,5}",i) + "段:"); //for文でループ処理, 列の処理を10列分行う. for (int j = 1; j <= 10; j++) // j ⇒ 九九表の列数と解釈する { //掛け算式. val(解) = i(行数) * j(列数) val = i * j; //リッチテキストボックス内に解を出力する。 richTextBox1.AppendText(string.Format("{0,5}", val)); //val変数はint型なので文字列型に変換して表示させる. } //リッチテキストボックスに改行コードを出力する。 //1行分の処理が終わった後に改行することで九九表が見やすくなる。 richTextBox1.AppendText("\n"); } } } }