【C#】.NET 値の比較CompareTo使用方法
CompareTo
値と値を比較したい場合に使用するのは、CompareToメソッドになります。
任意の値:aと、任意の値:bの比較を行う場合
int result(戻り値) = a.CompareTo(b)となるようなメソッドの使い方をします。
戻り値は、下記に記した表の通りとなります。
戻り値 | 説明 |
---|---|
-1 | b よりaが小さい値の場合 |
0 | b とaが同じ値の場合 |
1 | b よりaが大きい値の場合 |
サンプル画面
今回サンプルで画面を作成してみました。ボタンとテキストボックスを配置したシンプルな画面です。
ソースコード
では、早速コードを下記に示します。
using System; using System.Windows.Forms; namespace Test_app_sample { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } private void button1_Click(object sender, EventArgs e) { double a = double.Parse(textBox1.Text); double b = double.Parse(textBox2.Text); //bよりaが大きい場合 1 if (a.CompareTo(b) > 0) { textBox3.Text = "結果①:" + a.CompareTo(b).ToString(); } //bよりaが小さい場合 -1 else if (a.CompareTo(b) < 0) { textBox3.Text = "結果②:" + a.CompareTo(b).ToString(); } //aとbが等しい場合 0 else if (a.CompareTo(b) == 0) { textBox3.Text = "結果③:" + a.CompareTo(b).ToString(); } } } }
結果
①bよりaが大きい場合
②bよりaが小さい場合
③bとaが同じ場合
まとめ
今回は、CompareToの使い方を紹介しました。サンプルコードはdouble型で値を定義していますが、int型やstring型でのCompareToメソッドは存在しますので、試してみてください。