【5G】第5世代移動通信システムで劇的な生活の変革技術とは&速度比較

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【5G】第5世代移動通信システムで劇的な生活の変革技術とは&速度比較

 

移動通信システムの歩み

移動通信システムは、1980年代に自動車電話、肩掛けタイプの携帯電話である1Gが登場した後、1990年代に2Gが登場し、1993年では、通信速度9,600[bps]であった、2000年代に3Gが登場し、後にガラパゴス携帯と呼ばれるような進化を歩んだ。ビデオ通話や、ブラウザ検索、ゲームなどが使用できるようになった。2010年代にスマートフォンが登場、LTE方式を導入して4Gへと着実に進化を遂げていった、これまで10年毎に進化しており、2020年には、次世代の移動通信システムである「5G」(第5世代移動通信システム)の実現が期待されています!!

移動通信システム歩み
(グラフの内容出所:総務省)

私達は、2020年以降に5Gのサービスを目の当たりに出来るであろう。

最近、世間のニュース等で、「5G」という言葉を聞く機会が多くなってきていて、好奇心旺盛な私は、総務省のHPで発表されている資料を拝見した。

5Gでできること・特徴

5Gで実現できることや特徴を説明していきます。


  1. 超高速・大容量
  2. 超低遅延
  3. 多数端末同時接続

大きく3つの特徴に分けられる。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう!!(^o^)/

超高速・大容量

超高速とは、伝送速度が速くなります。伝送速度とは、デジタルデータを伝送する速度のことで、bpsという単位を用いて表される。

bpsは「bit per second」の略で、1秒間に何ビット([bit])のデータが送られるかを表す単位となっている。

補足情報:8[bit]=1バイト([byte])である。

5Gでは最高伝送速度10Gbps

10[Gbps]の通信速度は4Gの10倍である。10[Gbps]⇒バイト単位に直すと、1.25[Gbyte/s]になる。

これは、1秒間に1.25ギガバイトのデータを伝送できるという意味になる。

例えば、2時間の映画のデータ量を約4[Gbyte]としたら、ダウンロードは約3秒で伝送完了!!

(補足:LTE通信で、ダウンロードすると5分掛かる処理である。)

どれほど高速になるのか想像できるであろうか。

5Gでは、大容量のデータのダウンロード時間は、今までのような待ち時間が解消され、時間の節約に繋がりますね。

超低遅延

超低遅延とは、まず、遅延とは、タイムラグのことで、例えば、ツイッターでつぶやくとき、ツイートすると「ツイートしました。」というメッセージが表示されるが、タイムラグが長いとなかなかメッセージが表示されないという場合がある。(例えが分かり辛いかも)m(__)m

他には、スマホゲームで、FPSのようなゲームで敵に向けて撃ったはずが、タイムラグが酷くて、位置ズレしていたなんて場合もある。

このような現象が、タイムラグが長く、イライラの原因になる場合もありますよね。

では、応答時間が超早くなり、タイムラグがほぼ無くなれば、リアルタイムに応答してくれるようになり、煩わしさが無くなります。

超低遅延で、リアルタイム応答になり、瞬時に情報が送受信出来て、どういうことに活用されるかというと、ロボットの遠隔制御がリアルタイムになったり、遠隔サーバーを経由して情報を取得するサービスのリアルタイム性の向上、例えば、GPSで現在地をリアルタイムに位置把握することだったりである。

多数端末同時接続

多数端末同時接続とは、限られた空間に約100個の端末やセンサー機器がネットに接続できるようになることである。(LTEでは、スマホ、PCなど数個の接続しかできない。)

これの活用としては、IoTで数多くのセンサー機器の同時接続が可能となり、スマート工場でのセンサー機器のリアルタイムデータ取得の活用や、通信機能を持った電力量計である、スマートメーターで、多数端末の電力量の見える化がリアルタイムに見れることに活用される。

活用に期待される分野は、自動車、産業機器、ホームセキュリティ、IoT、医療機器、エンターテイメントと、様々な分野で期待される。

 

 

5Gまとめ

2020年を目処に5Gが実現する。ここ数十年で、情報社会が出来上がり、日進月歩で成長してる。そんな中で、

スマートフォンが登場し、早10年、私たちは、スマートフォンが欠かせない生活を送りつつある。

ユーザーは、通信の仕組みを知らずにスマートフォンという機器を使用している人がほとんどではないかと思う。少しでもいいので、

10年毎に移動通信システムは進化を遂げてきた背景を知っておくことは、一つのウンチクとして覚えておいて損はないのではなかろうか。

5Gで、通信速度が4Gの10倍ほど劇的に上がり、低遅延で応答を待つことも無くなり、多数端末同時接続で多くのデータが飛び交う世の中になる。

益々、情報過多社会になるのは必須で、ユーザーは取捨選択し、自分に合ったサービスを見つけ、それを活かしながら生活していくことになるだろう。

自動運転、AIロボット遠隔制御、スマートオフィス、スマート工場、リアルタイムでの情報共有等、5Gで私たちの生活が豊かになるのは間違いない。

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