1999年に公開された映画『グリーンマイル(The Green Mile)』は、スティーヴン・キング原作の同名小説をもとにした感動作。監督は『ショーシャンクの空に』でも知られるフランク・ダラボン。死刑囚と看守の間に芽生える心の交流、そして人智を超えた“奇跡”が織りなすストーリーに、多くの観客が涙を流しました。
基本情報
- 原題:The Green Mile
- 邦題:グリーンマイル
- 公開年:1999年(日本公開:2000年)
- 監督:フランク・ダラボン
- 原作:スティーヴン・キング
- 主演:トム・ハンクス、マイケル・クラーク・ダンカン
- 上映時間:189分
あらすじ
舞台は1930年代のアメリカ南部。死刑囚が収容される「E棟」、通称“グリーンマイル”と呼ばれる緑の床が敷かれた廊下を舞台に、主任看守ポール(トム・ハンクス)は、ある日ジョン・コーフィという謎めいた男と出会います。
彼は黒人で、少女殺害の罪に問われて死刑を待つ身。しかし彼の言動は極めて穏やかで、次第に超常的な“癒しの力”を持っていることが明らかになります。
「本当に彼は罪を犯したのか?」という疑問とともに、ポールたちは命の尊厳、人間の良心と向き合っていくのです。
見どころ
1. 心揺さぶるヒューマンドラマ
死刑制度や人種差別という重いテーマを内包しつつも、物語は“希望”と“信じる力”を描き切ります。ポールとジョンの交流は涙なしには語れません。
2. 演技陣の圧倒的な存在感
主演のトム・ハンクスはもちろん、ジョン・コーフィを演じたマイケル・クラーク・ダンカンは、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。
3. ファンタジーと現実の絶妙なバランス
奇跡が現実の中でどこか自然に受け入れられる世界観。死刑囚たちの過去と対比される「善と悪の曖昧さ」が、観る者に深い問いを投げかけます。
こんな人におすすめ
- 心に残る感動作を観たい人
- 死刑制度や人間の尊厳について考えたい人
- スティーヴン・キング作品の深みを味わいたい人
- 『ショーシャンクの空に』が好きな人
おわりに
『グリーンマイル』はただの感動作ではありません。人間の愚かさと優しさ、運命の残酷さと奇跡の美しさが、見事に描かれています。
重いテーマを持ちながらも、鑑賞後に心があたたかくなる映画。未見の方はぜひご覧ください。